昭和レトロ 小学校で使われていた角スツール 図工室 理科室

昭和時代から、長い間、小学校で使われていた、角スツールです。 脚に付けられた、納入業者さんの電話番号に、年代を感じます。 スツールの脚は、38㍉角のしっかりとした、広葉樹のナラ材（オーク）で作られています。 座板は、長年の使用で、傷みが激しかったので、ラワン材の古材（30㍉の厚板です！）に交換しました。 今も昔も、学校で子どもさんが使うものは、素材や構造などをしっかり吟味、審査し、安全で丈夫な製品が作られています。 脚の見えないところに、鉄のアングルで補強もされています。（その鉄のアングルは、当然、サビサビなんですけど。） なので、50年以上経過しても、しっかりとしているんですね。 長い間、たくさんの児童さん達が、座って学んできた椅子ですので、角は、丸くなったり、ちょっと欠けていたりします。 木材は、年月が経過することで、少しずつ乾燥し、縮まって、硬くしまっていきます。 その影響で、ひび割れが生じることもあります（このスツールも、脚に少しひび割れがあります）が、その状態で、しっかりと安定していますので、全く問題はありません。 さすが、「ナラ」の木です。 上記のように、年月の経過で、木材が乾燥し、縮んだことで（木材としては、硬く、締まって、より丈夫になりますが）、接合部に緩みが出ることがあります。 このスツールも、少し緩みがあって、少しユラユラしていたので、補修し、ガッチリ接合しましたので、大人の方が座っても、大丈夫です。（座面は、ちょっと小さい目なのですが） 古いもので、長く使用されていたものですので、塗装も剥がれて、カサカサの状態でした。 なるべく、古いものの雰囲気のまま、塗装も補修いたしました。 椅子としても、ディスプレイや飾り台としても、まだまだ、長くお使いいただけます。 ▶サイズ（多少の誤差は、ご理解ください） 高さ　415㍉ シートのサイズ　250㍉×250㍉ 重さ　約3kg ▶ひつじ屋の商品は、長年使用されてきた古いモノです。汚れているものは洗浄し、破損しているところは修理して、木製家具の塗装などはなるべく元のまま補修するようにしています（激しく傷んでいる塗装は、塗り直しています）。 構造上問題のない小さなダメージは、古いモノの味わいとして、あえてそのままにしています。ご理解の上、ご購入ください。